利用規約
2020年7月29日制定
2020年8月1日施行
目的
- 本規約は、アダプティブコンピューティング研究推進体が運営するACRiルームおよび計算機システムの利用に関し、必要な事項を定めるものとする。
定義
- 本規約における用語を、次の通り定義する。
- 「ACRi」とは、東京工業大学内に設立されたアダプティブコンピューティング研究推進体をいう。
- 「ACRiルーム」とは、アダプティブコンピューティング研究推進体が所有する計算機システムを活用して提供される、主にFPGA利用のためのオンラインサービスをいう。
- 「計算機システム」とは、ACRiルーム運営のために東京工業大学内に設置されたFPGAボード、サーバ計算機、ネットワーク機器およびそれらに付帯するシステムをいう。
- 「予約システム」とは、ACRiルーム利用時に希望する機材を予約するためのシステムをいう。
- 「アカウント」とは、ACRiルームや予約システムへログインする際に必要となるユーザアカウントをいう。
- 「利用者」とは、ACRiルームを利用する個人または団体をいう。
- 「ACRiルーム室長」とは、ACRiルームを運営する責任者をいう。
- 「ACRi加盟団体」とは、アダプティブコンピューティング研究推進体の設立趣旨に賛同し、その運営に参画もしくは協賛している企業および大学をいう。
利用目的
- ACRiルームおよび計算機システムは、下記に挙げる目的に利用できるものとする。
- 学術研究および情報処理教育等に関すること
- FPGA関連技術の調査・開発・習得等に関すること
- FPGA関連技術の普及等、社会貢献に関すること
- その他、ACRiルーム室長が必要と認める業務に関すること
利用資格
- ACRiルームおよび計算機システムは、下記全てに該当する者が利用できるものとする。
- 所定の利用申請手続きによって、ACRiルーム室長から承認された者
- 日本国籍を持つ者、もしくは日本に居住し日本語が理解できる外国籍の者
利用申請
- ACRiルームおよび計算機システムを利用しようとする者は、所定の利用申請手続きにより、ACRiルーム室長の承認を得なければならない。
- 利用申請にあたっては、ACRiルーム室長が発行する所定のプロモーションコードを添えなければならない。
- 利用申請が承認された利用者には、ACRiルーム室長よりアカウントが付与される。
- アカウントは、利用しようとする個人に対してのみ発行され、企業や大学などの団体に対して発行はされない。
- 利用者ひとりに対して、複数のアカウントの発行は出来ない。
- アカウントの有効期限は1年間とし、有効期限を過ぎたアカウントは利用不可能となる。
- アカウントの有効期限満了後も引き続き利用を希望する者は、所定の利用申請手続きにより、ACRiルーム室長の承認を得なければならない。
利用時間等
- ACRiルームに関わる計算機システムの利用時間は、ACRiルーム室長が別に定め、予約システムやACRi公式ウェブサイト等を通して利用者に伝えるものとする
- 前項の規定にかかわらず、計算機システムもしくはその周辺機器等に障害が発生した場合または保守作業を行う場合は、利用を中止し、または停止する事がある。
- 利用者は、予約システムを通じて、定められた時間枠の中から計算機システムを予約し、ACRiルームを利用することができる。
利用料
- 利用者のうち、ACRiルームの有料サービスの利用を希望する者は,利用料を支払うものとする。ただし,ACRiルーム室長が特に認めた場合は,利用料を減額又は免除することができる。
- 一度納付した利用料は,返還しないものとする。ただし,ACRiの責により利用を中止し,又は停止したときは,この限りでない。
- 利用料の課金等については、ACRiルームのサービス内容ごとに別に定める。
禁止事項、利用許可の取り消し
- ACRiルームおよび計算機システムを利用するにあたり、次の行為を禁止する。ACRiルーム室長は、違反があったと判断した場合、その他の合理的な理由により利用許可の取り消しが必要であると判断した場合には、事前の通知なくその利用者の利用許可を取り消す事が出来るものとする。
- 計算システム等の利用に当たって、「東京工業大学情報倫理規則」「東京工業大学情報セキュリティ規則」に反する行為
- 利用申請時に記載した内容とは異なる内容で、ACRiルームおよび計算機システムを利用する行為
- 第三者へのアカウント譲渡、またはパスワード等を開示して第三者に使用させる行為
- ACRiルームの計算機システムを意図的に破壊する行為
- ACRiルームの一部としてACRi加盟団体が提供する装置およびツール等を利用する場合、ACRi加盟団体が定める利用規約等に反する行為
- 公序良俗や公益に反する行為、その他ACRiルーム室長が不適切と判断する行為
免責事項
- 権利義務の帰属先である東京工業大学又はACRiは、次の事由によって利用者又は第三者に生じた損害について一切の法的責任を負わず、損害賠償および保証を行わない。
- 利用者が、計算機システム等の利用により発生した事故等
- 利用者が、計算機システム等を利用して創出した成果物により発生した紛争等
- ACRiルームのサービス停止、および計算機システムの故障等
- ACRiルーム室長による許可の取り消し
弁済義務
- 利用者の故意、過失又は本規約の違反によって、東京工業大学又はACRiが損害を受けた場合、東京工業大学又はACRiはその損害賠償を利用者に請求する事が出来る。
- 利用者の故意、過失又は本規約の違反によって、ACRi加盟団体が損害を受けたとして、ACRi加盟団体から東京工業大学又はACRiに請求がなされた場合には、利用者はその請求により東京工業大学又はACRiに発生した費用及び損害を負担するものとする。
成果物の取り扱い
- ACRiルームおよび計算機システムを利用して得た成果物は、全て利用者に帰属するものとし、東京工業大学又はACRiはその権利を主張しない。
準拠法および管轄裁判所
- 本規約には日本法を適用する。また、本規約に関する紛争は、東京地方裁判所を第一審の専属管轄裁判所とする。
その他
- 本規約に定めのない事項又は解釈に係る疑義が生じたときは、法令の規定に従うほか、ACRiおよび利用者は誠意をもって協議するものとする。
プライバシーポリシー
ACRi ルームのプライバシーポリシーを参照してください。
セキュリティポリシー
ACRi ルームのサーバのセキュリティ対策等については、ACRi ルームのセキュリティポリシーを参照してください。
利用できるツールのライセンス
ACRiルームのユーザー登録申請をおこなった時点でACRiルームが提供する下記ツールの利用規約に同意したものとみなします。それぞれのツールの利用規約はリンクからご確認ください。
プロモーションコードについて
Web サイトを見て利用申請をする場合には、プロモーションコードとして「letsenjoyacri」を入力してください。
ACRi に関係する各種のイベントや、大学の授業などで使用するために利用申請をする場合には、主催者や教員から連絡を受けたプロモーションコードを使用してください。